即日設計

sacari2005-12-08

今日は安藤さんの即日設計。
昨日から考えて徹夜で準備していたので課題発表時にはスラブが完成していた。
僕の案は細長い敷地に対して0.5層ずつ積んでいき、ずれたスラブの隙間から隣の壁の展示が覗けるというもの。
人が行ったり来たりしながら登っていくことで展示と人との距離や上下関係が変化していく。
また、階段の位置をずらしていくことで0.5〜2層のいろいろな階高の場所ができたり予期せぬところで壁が現れてそこが展示になったりしています。

模型も結構きれいに作れて自分としてはなかなかいいものが出来たと思ったんだけど講評会はほとんどコメントはもらえませんでした。。。
いまいち作品の魅力が伝わっていない感じだった。安藤さんにもスラブがずれてるのは展示が入れ易いから?と言われた.。他の人の模型と一緒に並べておいても良くない意味でまとまりすぎていてあまり目立っていなかった。安藤さんに誉められているものは機能やコンセプトがいいものよりは形態操作や空間の作り方が面白いものが多かったような気がする。僕の場合一つのまとまった箱として設計していたのが良くなかったのかもしれない。外部空間や都市との関係をもっと意識してやっていればもう少しいいものが出来ていたのかも。
あと、動線的には細い廊下をただ行ったり来たりしているだけなのでもう少し変化を持たせて多様な場所を作っていった方が良かったのではないだろうか。山代さんにも少し単調すぎると言われた。

とはいえ今回の即日設計は得るものも多く、自分としては楽しく取り組めた。風呂課題も似たようなコンセプトで作っているので今回の反省点を活かしつつやっていこう。