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マドリッドで3ヶ月働いていた事務所を辞めた。
当初の予定では4月に事務所を辞めて、5月少しヨーロッパ内を旅行して帰国というつもりでいたのだが、実はもう少し北の国でもう半年働いてから帰国しようと考えている。

現在は、ドイツ、スイスのいくつかの事務所にポートフォリオとCVを送って審査を待っている。希望の事務所には何回か連絡を取ってみたのだが、どこに行くか決まるのは最低でもあと１週間はかかりそうだ。本当は、次の事務所が決まるまで待つべきだったのかもしれないのだが、これ以上、今の事務所で働いていても時間の無駄と判断して辞めることにした。

ここのあたりの詳しい理由はまた改めてこのblogに書こうと思っています

なんだか4ヶ月前の状況に逆戻りした気もするのだが、日本に来る前と今とでは僕の中で明らかに何かが変わっていると思うし、僕自身、日本と違う環境で働きながら建築について考えることにやりがいも感じている。だからこそ、モダニズムと技術とサスティナビリティー（それとソーセージ！）の国、ドイツに行こうと決心したのだ。

今後の予定としては、建築学科の森田、谷口、ピーターがスペインに来ることになっているので、それに合わせてバルセロナに旅行に行き、バルセロナ、オロットなど北部の街の建築を見た後、もう一度マドリッドに戻り、3月中頃に次の都市に移ろうと思っている。

と、その前に、マドリッドでビザの手続きがあるのだった。こちらに来て半年（予定ではそろそろ帰国のはずだが...）経つが実はまだビザを受け取れていない。この間、僕はビザどころか申請中を証明する書類一枚持たされないでずっと生活している。つまり不法滞在と何ら変わらない状況。入国１ヶ月後に警察に電話して「じゃあ、２月26日にどこそこの警察署に来てね」と言われただけなのだ。それにしてもこちらの警察（だけでなくスペイン人皆なのだが...）は仕事が遅すぎる！コレじゃあ頑張ってビザ取った意味ないじゃん...
コレをなんとかパスしないとドイツどころかバルセロナにも行けなくなってしまうので、絶対にミスれない。